術前投薬
術前にはほとんどの方に脳梗塞合併予防用のワーファリンという薬を内服して頂きます。従来は手術前に一旦中止していただいておりましたが、最近は術中、術後の脳梗塞の合併症の危険性をすこしでも減らすために、ワーファリンの内服を継続したまま、手術を行っております。内服したままでも安全に手術を行えますので、ご安心ください。
尚、プラザキサは拮抗薬が無いために、術中に出血性合併症を起こした際に、出血が止まらず危険です。アブレーション前の抗凝固薬は必ずワーファリンを使用します。
抗血小板薬のバイアスピリン、プラビックス、パナルジン等は手術の1週間前に中止していただきます。
なお不整脈をとめるために処方されていた抗不整脈薬剤等も中止していただきます。