1)薬物療法(対症療法):
心房細動そのものを抑える抗不整脈や、脈拍の増加を抑えるβブロッカー、カルシウム拮抗薬、ジギタリス、血液をサラサラにするワーファリン等を使用して、発作の予防を行い、血栓症のリスクを抑えます。
2)カテーテルアブレーション(根治療法):
カテーテルを用いて心房細動の原因となっている肺静脈開口部周囲を焼灼し、心房細動そのものが起こらないようにし、正常の脈拍を維持する治療です。
3)カテーテルアブレーション+ペースメーカー治療(対症療法):
特に高齢者に用いられる方法で、正常の刺激伝導路を焼灼し、心房と心室を電気的に切り離し同時にペースメーカーを植え込む治療です。